第3回「資格取得と家族との関係」

こんにちは。
東京都国分寺市を中心に活動しております、デコパージュ教室アイドルワイルドの樋渡です。

全6回にわたりコラムを書かせていただいております。
これまではデコパージュの出会いから通信講座での勉強、そして講師を目指すところまで書かせていただきました。

講師になることを決意しましたが、お教室を開くにはまだまだデコパージュに関して未熟だと思ったため、実際にデコパージュ教室に通って更なる技術と資格を取得しようと決意しました。

まずお教室探しですが、デコパージュのお勉強をされている方でしたら色々なサイトやブログを見て情報を得たり研究されている方は多いのではないでしょうか。
私もその一人でデコパージュを始めてから、デコパージュ教室やデコパージュに関するブログは片っ端からチェックしていました。
そこで、前々から素敵な作品を作られていた憧れの「amdecoupage」の先生のお教室で、日本ヴォーグ社認定ヘリテージDECOのディプロマ講座を受講することにしました。
伝統的なデコパージュの技術もたくさんお持ちの先生なので大変勉強になりました。

ヘリテージトレー2実際にデコパージュ教室に通ってみることで、お教室の雰囲気やレッスンの進め方、そして何より先生や一緒に参加されている生徒さんの作品を間近で見ることができることがとても刺激になりました。
参加するまでは色々悩んだのですが、本当に行動に移して良かったと思っています。

デコパージュの時間が増えるに従って、家族に負担がかかることが心配でした。
子供に関しては、上の子は幼稚園の預かり保育、下の子は保育園の一時保育を利用して講座に参加しました。特に下の子は最初保育園に行くのを嫌がりずっと泣いている姿を見て、仕事に行くわけではなく私自信の趣味のために泣かせてまで預ける必要があるのかといつも申し訳なく思っていました。

ですが、ひとたび講座に参加すると本当に楽しく時間があっという間に過ぎていきました。
そして、お迎えに行って笑顔で迎えてくれる我が子がとても愛おしく感じました。
普段子供とべったりで大変な日々も、少し離れる時間があるだけでとてもリフレッシュできることも分かりました。
ママの息抜きの時間も本当に必要なんだな、そういう時間を楽しんでもらえるお教室が開きたいなと思った瞬間でもありました。

デコパージュを学ぶのもタダではありません。
よく質問されるのがお金と時間をかけてデコパージュを学ぶことに関して家族から反対はされなかったのかということです。まだまだ修行中の身で心がけていたことは、育児と家事を優先にすること、あくまでもデコパージュは空いた時間で行うということです。
課題や作品作りは、よほどのことが無い限りできるだけ子供が寝た後の時間に行うことにしていました。
そしてお金をかけてまで学びたいという想いをきちんと家族に話し理解してもらうことでした。
快く応援してくれた家族には感謝でいっぱいです。

ハートソープ&シェルプレート
それでは、続きはまた次回で。

※写真はヘリテージDECOの作品です。


■コラム執筆者のプロフィール

緑豊かな東京郊外の地、国分寺市、小金井市を中心に活動するデコパージュ教室idlewild(アイドルワイルド)。
コスミック出版など大手出版社とのワークショップや、イベントでの作品展示、「かんたん かわいい 子供が喜ぶ上履きデコの作り方」では監修も務めた。
「楽しくデコアート」という国分寺を中心に活動するデコパージュグループを開催するなど、デコパージュ業界を牽引する今注目のデコパージュ教室。

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