前回のコラムで、「せっかく取った数々の資格を活かせなかった」、という失敗談を書きました。しかし、昨年「日本ヴォーグ社認定 講師資格」を取得しました。
なぜ敢えて、デコパージュの資格を取ろうと思ったのか?デコパージュとの出会いにさかのぼりながら、書かせていただきます。
デコパージュとの出会いは、約2年前です。当時、保育士資格を取るために専門学校に通っていました。
保育士の勉強では、宿題や製作の課題も多く出ました。その製作のヒントになるものを検索していたところ、偶然デコパージュに出会ったのです。
元々手作りが大好きで、「世界に一つだけ」という言葉に心ときめくタイプ。しかも「安くて早くて簡単に!」(どこかで聞いたようなフレーズですが)、素敵な作品ができるではありませんか!
わたしは早速、デコパージュについていろいろ調べました。自己流でもいろいろ作りました。そして「やっぱり極めたい!」という思いが強くなりました。
「資格を取りたい」→「お教室を開きたい」という思いが、心の中でウズウズします。
しかし、一方で「資格を取っても、活かせなければお金の無駄だよ」という思いも行ったり来たりします。
●私を大きく悩ませた問題は、以下の四点です。
①金銭面の問題・・・学生だからお金がない。
②材料を置く場所の問題・・・狭いマンションに、これ以上物を置く場所がない。
③レッスン開催場所の問題・・・リビングは生活感が溢れすぎている。
④時間的問題・・・育児と学校だけでも大変なのに、時間が取れるのか?
①金銭面
→これは、短期的ではなく、長期的に考えることにしました。
資格を取得することで、自分の自信や、お客様からの信頼感もアップすると考えました。
②材料の置き場所問題
→毎日15分、断捨離の時間を設けました。1日10個不要なものを捨てるのが目標です。
休む日もありましたが、ほぼ続けることができ、材料置き場を確保することができました。
③レッスン開催場所問題
→自宅でのレッスン開催は基本的に考えていなかったので、会場となる場所を探しました。
ハンドメイドのお教室を開いている方の開催場所を参考にしたりして、候補をいくつか決めました。
④時間的問題
→これは毎朝4時起きで作品を作りました。作品作りが楽しすぎて、4時前に起きる日もありました。また、学生だったので、夏休みや冬休みの長期休みを有効活用することにしました。これらの解決策を実行できたことで「資格取得」の決意に踏み切りました。