春の足音が聞こえてきそうな季節になりましたね。
冬の間は眠っていた木々も、あたたかな日差しに芽吹き始めます。日本では、梅の花が色づき始めると、春の訪れを感じるという方が多いのではないでしょうか。
のどかな季節を待ちわびて、今の時期に眺めたい”花”をデコパージュしてみませんか?
やわらかで、どこか霞がかったような春の空気を感じる作品は、あなたの心を穏やかにしてくれますよ。
趣きを感じる花柄作品集
季節感を取り入れた、デコパージュをこよなく愛するサロン作品をご紹介します。
シノワズリ風ガラス絵皿
表面のさらりとした質感が、高級感を感じさせてくれる上品な輝きのプレートです。絵柄の配置が絶妙で、シノワズリ風の花鳥はどこかオリエンタルな雰囲気を感じさせます。
こちらの作品は、ペーパーナプキンからモチーフだけを切り取り取って使用しています。ガラスの器に、裏側から銀箔を重ねて貼り付けているので、アンダープレートや取り皿といった使い方ができます。ハレの日を飾るテーブルプレートとして、食卓を華やかに彩ってくれますね。
ゴールドのプレートを揃えて並べるとますます豪華です。ペアで作られたもう1枚のプレートと合わせると、柄が繋がっていて、まるで1枚の絵のようにも見えます。
金銀の色遣いに花鳥という、非常にめでたい取り合わせで、飾り絵として楽しむのも素敵ですね。
華憐な桜ボンボニエール
つややかな白磁のボンボニエールに、宙を舞う桜の花びらがあしらわれています。桜のピンクに葉の緑が入ることで、可愛さだけでなく、落ち着いた和の装いになります。
ボンボニエールは、もともとフランスで誕生日や結婚式などのお祝いの席で砂糖菓子を入れる器として使われていました。別名「幸せが宿る器」とも言われています。そのコロンとした見た目には、心惹かれてしまう方も多いはず。
日本では、明治時代に皇室の公式行事で用いられるようになりました。当時は、銀製で作られることが多く、鶴や亀といったモチーフを施した工芸品だったそうですよ。
玄関やドレッサーの前において、アクセサリー入れとして使うのも良いですね。西洋のボンボニエールに和の桜で、和洋折衷の息遣いあるデコパージュ作品です。
満開の桜ボトル・花形プレート
まるで本物の桜が咲いているようですね!こちらは、ワインボトルに桜柄のペーパーをデコパージュしていて、さらに表面の花びらを立体的に仕上げています。
プレートは木製で、お揃いのペーパーに、ピンクとゴールドの地模様が入っています。完成度の高い見た目に、思わず息をのんでしまいそうなほどです。
拡大してみると、ペーパーがこのようにふんわりと貼り付けられています。透け感あるペーパーの質感が、最大限に活きていますね。ひらひら、ふわふわとした繊細な花びらの中を蝶々が飛んでいく様子にうっとりします。
底の窪んだ部分は、花びらが積もったかのようにデコパージュしています。なんて粋な使い方でしょう。インテリアとして飾りながら、自宅でお花見をしているかのような気分にさせてくれます。
ペーパーとボトルの特徴を上手に活用しながら、細部にまでこだわり抜いたサロンならではの完成度高い作品ですね。
いかがだったでしょうか。あたたかな春はもうすぐそこです。どこか懐かしいような、心地よい春のムードある作品を作ってみませんか?
デコパージュでは、ペーパーとベースとなる素材の組み合わせで、あなたの思い浮かべる春を表現することができますよ。
コツや技術を知りたい!という方は、ぜひお近くのサロンにも問い合わせてみてくださいね♪
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